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音波式張力計

 

ベルトの寿命とも大きく関わりのあるベルトの張力測定は、これまで測定する人の勘に頼る要素が多く、時として測定結果にはかなりの個人差を伴うことがありました。
そこで誰にでも簡単かつ正確に測定できることを目的に開発したのが、音波式ベルト張力計です。
ベルトから発生させた音波(自然周波数)をセンサがとらえ、それを高機能コンピュータで処理。ベルト張力を正確にデジタル表示します。


ベルト張力の計測原理
◆概要
プーリ間に張られたベルトに衝撃を加えると、当初ベルトは高周波成分や衝撃成分を含む不規則な波形で振動し、その後ベルト固有の規則的な波形へ推移します。その振動は短時間で減衰するため、高次数成分の振動の発生などと併せて、これまで基本波形の周期をとらえることはとても困難でした。しかしマイクロコンピュータを駆使した振動周波数をとらえる独自のデータ処理の開発によってこれを実現。プログラムに組み込まれた演算式により正確な張力値を表示します。
●歯付ベルトの振動減衰推移
歯付ベルトの振動減衰推移グラフ

◆演算式
張力値 : To = 4 × M × W × S2 × f2 × 10-9N

M : 単位質量 (ベルトの場合:g/1m長さ×1mm幅当たり ワイヤの場合:g/1m長さ当たり)
W : 幅 (ベルトの場合:ベルト幅をmm単位で入れる ワイヤの場合:「1本」を表す“1”を入力)
S : 測定スパン長さ (mm)
f : センサにより計測されたベルト1次固有振動数 (Hz)

U-507D 出力端子付モデルの特徴

基本仕様は【U-507(標準機)】と共通機能です。

USBケーブルとパソコンとの接続により測定結果をパソコン上に表示可能です。
測定したデータをパソコンで加工処理する事が可能です。

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U-507 / U-507D 共通基本性能
◆グラフィック液晶
 グラフィック液晶により大幅な情報量を表示
張力値と周波数値が同時に確認できます。 測定値と標準張力値(目安)との比較が可能になりました。
(タイミングベルトのみ)
入力データが一目で確認できます。

◆バックライト搭載
 液晶表示画面にバックライトを搭載

◆タイミングベルトの単位質量値をプリインストール済み
 ベルトタイプを指定するだけで、単位質量値を表示。(手入力インプットもできます。)

◆測定周波数エリア
 10Hz〜5000Hz

◆データセレクタ機能を充実
 インプットデータを記憶するデータセレクタ機能が20種類

◆オートゲイン調整による暗騒音の自動キャンセル

◆オートトリガー機能

◆EEP-ROM採用によるインプットデータの保護

◆オートパワーオフ機能による省エネルギー化(約5分で自動的に電源OFF)

◆トレーサビリティ体系を確立
 ISO9000取得で必要な検査成績表、トレーサビリティ証明書が発行可能な体制

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オプションマイク
◆横型アームマイク (品番:TM-YOKO)
横型アームマイクはマイク側面にマイクがあるのでベルト背面と機械のすき間が狭い場所でも測定が可能です。
(厚み10.0mm×幅20mm / 全長170mm)
横型アームマイク

◆ロングアームマイク (品番:TM-LONGI)
標準マイク(全長170mm)に対してアーム部の長い(全長350mm)タイプ。
ロングアームマイク

◆電磁式センサ (品番:TM-DGS)
音波ではなく、磁力の変化をセンサで捕らえるので、スチールワイヤ・スチールベルトなどの測定が可能です。ゴムベルトでも雑音(暗騒音)の影響を受けやすい環境下にて通常マイクで測定不可能な場合でも、薄い磁性体(固有振動数に影響を及ぼさない程度)を塗布することで、測定可能になります。
電磁式センサ

◆コード式マイク (品番:TM-COM)
標準マイクでは測定しづらかった機械の奥にあるベルトの測定が可能な、長さ1mのコード式マイク。
コード式マイク

※オプションマイクはすべて、従来品のU-505、U-305にもご使用できます。

◆張力計検定装置 U-305-OS1
張力計検定装置 U-305-OS1


カタログデータ


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